住民投票の結果を受けて

7月20日(日)豊橋市政初の住民投票は、賛成106,157票、反対81,654票、賛成多数の結果で幕を下ろしました。

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住民投票・事業継続について思うこと

この度の住民投票に際して、多くの市民の皆様のご協力をもって無事に実施されたこと改めて感謝の意と敬意を表します。

そして、私自身も多くの出会いと学びを頂いた貴重な時間だったと改めて実感しています。

多目的屋内施設及び豊橋公園東側エリア整備事業は、未来に向けて無限の可能性を秘めた事業と私は確信してます。

新しく整備された公園において、私たちが子供時代に過ごしてきた豊橋公園と、同じように未来の市民が、家族や友人と思い出を育むことのできる大切な場所として、より良い事業に日々研鑽することは忘れてはなりません。

市民利用と興行利用ができる新たな枠組みでのチャレンジになります。

事業者任せでもダメ、行政任せでもダメ、市民任せでもダメ。

三者が、同じ方向に進むことが大切です。下記は、一例です。

事業者は、「市民負担(税負担)を減らす」「持続可能な運営」「今まで体験したことのない感動を届ける」「市民の日常的に愛される公園環境を構築する」

行政は、「市民が抱える不安(渋滞・ゴミ・騒音等)を解消する」「市役所の当たり前を見直し、規制の緩和も視野に入れ可能性へチャレンジする」「アリーナを核とした中心市街地の活性化」「公共交通を有効活用し、郊外まで利便性の高い豊橋市へ」「将来世代への負担の軽減策を積極的に導入」

市民は、「賛成も反対も、多くの意見がある。互いに受け止め、より良い豊橋を目指す」

どれも、今の豊橋より一歩前に進める。夢と誇りをもって、豊橋を共に育むという立場で、同じである。(※行政が担うことは、ここでは書ききれないです。)

私自身は、今まで以上に、豊橋のために、できる事を、できる場所で、できる時に最大限実行すやる。責任をもって、今後も政治活動をしていきます。

賛成により事業再開。今後の流れ

  • 長坂市長より契約解除の協議の取り下げ依頼(同時に工事の再開の通知) ※即時対応しなければ、工事中止などの補償額が日々、税金で増えます。
  • 豊橋公園東側エリア事業者より事業再開にあたり、スケジュール含めて事業計画変更について協議申し入れ(事業スケジュールの変更・工事費の今後の見込みなどが予想されます。) ※9月議会の可能性大
  • 豊橋公園東側エリア事業者より工事中止中の補償額の提示 ※9月議会の可能性大
  • 総合スポーツ公園野球場整備の再開(日程の再掲示) ※9月議会の可能性大
  • 発掘調査事業者より、計画変更について協議申し入れ(予定の契約との工程変更による事業費増の可能性あり) ※9月議会の可能性大
  • 議決を経た契約を解除するには、改めて議会の議決を必要とする条例改正された条例に対しての市長が議会を訴えている裁判についての取り扱いについても重要

私が今考えるだけでも、上記の動きが予想されます。※9月議会での取り扱いは、あくまで可能性です。

昨日の市長の会見では、「すぐ明日やるとは明言できる状態ではないが、速やかに事業継続に向けて進んでいきたいと考えている」と、コメント。即日再開を強く願います。その決断の遅さが、更に無駄な税金投入に繋がりますので、よろしくお願いします。

実際は、工事再開に必要な事項は多々あると思います。細かな法律的整備が必要と思います。止めることは一瞬でしたが、再開は時間がかかることが予想されます。議会側にも、必要があるなら臨時議会を開催してでも、税金の浪費を抑える努力に期待します。

私が考えるに、工事中止から約8ヶ月。再開したとしても、当初の予定より8ヶ月遅れるだけではないと認識しています。当初の、完成予定より事業者が頑張ったとしても最低でも1年~1年半からは遅れると感じています。

球場解体による遅れ、これに伴う、発掘調査の遅れ。これが大きく影響すると考えています。

政治的責任について

今回の件について、民意が改めて示されました。

市議会議員選挙の結果。市長選挙の結果。そして今回の住民投票にまで至りました。その度に、それぞの立場で意見がぶつかり合う構図でした。

やはり、間接民主制で選ばれた、議員・市長が今まで以上に議論をする事。そして、有権者と向き合い丁寧に説明する姿勢が大切だと実感しました。

ここ数年、議員を務めてきました。

佐原市政、議員は市長派が過半数。浅井市政、議員は反市長が派過半数。長坂市政、反市長派が過半数。

浅井市政、長坂市政は、どちらも市長選挙では、自分が勝ったんだ。だから民意は自分にあるという態度での対話だった。

浅井市政時代のやり取りは、過去のブログを参考にしてください。

長坂市政は、就任後に対話もなく事業者に契約解除の申し入れを事業者に通告したこと。これが、議会軽視となりずっともつれている印象です。

これかのリーダーは、粘り強く対話をし、そのうえで強いリーダーシップをとり政策実現できるエネルギーが必要だと改めて実感しました。

一定の豊橋市に混乱を招いた長坂市長の責任の追及は、議会がしていくと思います。

私自身も、お前が出馬しなければこんな混乱はなかったなど、他陣営の皆様から批判されることもあります。

豊橋を良くしたいと志をもって活動をしています。その志に賛同して、応援してくださる後援会・議員・支援者も多数います。

今朝より、次期市長選に向けて、朝活も再開しました。お声がけ頂いた皆様ありがとうございました。

今後とも、近藤ひさよしの政治活動へのご支援・ご協力の程、重ねてよろしくお願いいたします。