反対した時の、メリットは何ですか?

タイトルのような質問を先日住民投票説明会で質問されました。

僕なりに、現状を踏まえてメリットについて記載したいと思います。近藤は、賛成に〇です。

いくら残るのか?なにに使われるのか?

契約金の230憶円からいくら残るのか?

単純に230億円から70憶の国の補助部分を減らします。160憶が残ると計算されます。

逸失利益の補償、損害賠償、工事中止の補償額は、金額が分かりませんので今回は無しで計算し説明します。

長坂市長は、アリーナを豊橋公園東側エリア整備の必要性は語っております。

アリーナを除く整備費を、仮に100億とします。(武道場、相撲場、弓道、アーチェリー、公園、遊園、駐車場など)

手元に浮いたのは60億は、一括で利用することは財政上不可能です。

30年で分割した場合には、1年で2億円使える計算になります。

現在の長坂市長からは、浮いたお金を何に使うかなどの言葉はありません。公約にも書いてありません。

2億を、老人福祉、児童福祉、障害者福祉など分散で利用した場合には、各事業では数千万の使い方しかできないです。

仮に、学校給食費は現在半分の約8億を行政が負担しています。

全額無償にするには、もう6億足りません。

メリットとは、恩恵される対象があってこそ

恩恵を受ける対象が不明確なので、私はメリットは無いと考えます。

仮に2億を36万人で分けた場合、年一人555円を給付するすることはできます。振込手数料を抜いたら、もっと少額になります。

最後に

今回は、あくまでも仮説の話ですが、逸失利益の補償、損害賠償、工事中止の補償額、弁護士費用が、必ず少額でも発生しますので、残る金額60憶より減るでしょう。

また、今後の整備計画がない以上、100憶で施工費が終わるかもわかりません。管理者への運営管理費も、いくらになるのかもわかりません。(現状のままでも年8000万近くかかってます。)

物価高騰もしています。補助金も、いくら出るのかわかりません。※仮に裁判が無くても、新しい計画の場合は、工事はだいぶ先になります。この点は、次回のブログで書きます。

明らかに、メリットは無いと考えます。

感情論ではなく、事業を継続するかしないかで、豊橋市が損をするか得をするか。更には、事業の内容自体が素晴らしいかを冷静に判断して、投票してほしいです。